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覚えておくと便利な投資用語

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  投資用語集  


 移動平均線(いどうへいきんせん) 

ある一定期間の株価の平均値をグラフ化したもの。
平均値を取る期間によって、日足なら5日線、25日線、75日線、週足なら13週線、26週線など、複数の移動平均線を同時にチャート上に表示して使用する。
平均値を取る期間が長いほど傾きの変化が緩やかになるため、方向性がとらえやすくなる。

あらゆるテクニカル(チャート分析)指標の中で、幅広く活用されているものの1つです。
株価のトレンドを把握するための投資指標で、例えば短期(5日線)・中期(25日線)・長期(75日線)といった移動平均線の傾きから、現在の相場(株価)が、上昇・もちあい・下降のいずれなのか読み取ることができます。
また、価値が移動平均とクロスする(上抜け、下抜け)ことで重要なトレンドの転換を察知することができ、売買のシグナルとなります。
最も知られているのが、上げ局面で短期線が長期線を下から突き抜ける「ゴールデンクロス」、下げ局面で短期線が長期線を上から下に突き抜ける「デッドクロス」です

 インカムゲイン 

配当、国債社債などの債券や預金などの受取利子のこと

投資から得られる利益は2つあります。
1つはインカムゲインで、投資者に対して支払われる配当です。
インカムゲインは債券や銀行預金の利子・利息と同様、資産を保有することから得られるリターン(利益)です。
しかし、債券・預金と比べ、株式投資の場合は株価自体の変動が大きいため、インカムゲインが目的での投資にはより長期的視点が必要となってきます

 キャピタルゲイン 

有価証券や土地などの資産の元本価格変動に伴って生じる売買差益のこと。

投資によって得られる収益の1つ。
キャピタルゲインのほか、債券の利金、株式の配当金などのことをインカムゲインといいます。
キャピタルゲインが期待される金融商品は、逆に株価などの下落に伴うキャピタルロスを被るリスクもあり、一般的にハイリスク・ハイリターンの傾向がみられます。

 テクニカル指標(テクニカルしひょう) 

株価や売買高など、市場が持つ特有の情報を統計的、心理的に分析し、将来の動きを読み取ろうとするための指針

株価や出来高の変動パターンを基に、将来の株価を予測するテクニカル分析に用いられる指標のことです。
テクニカル分析の反対語はファンダメンタルズ分析で、企業業績や景気指標が基になります。
テクニカル分析では、企業業績や景気を投資家がどう判断するかは、すでに市場に反映されているので、株価や出来高の動きを分析すれば、今後の株価形成を予測できると考えます。
移動平均線一目均衡表などテクニカル分析の手法は多く、テクニカル分析を重視するテクニカル・アナリストも活躍しています

 ポートフォリオ 

投資する有価証券などの組み合わせのこと!

ポートフォリオ(Portfolio)は投資先の構成のことです
生命保険会社や年金基金国債や株式に資金を分散し、安定性を確保しながら収益性を追求しています。
投資資金の全額を株式に充てていれば、「株式100%のポートフォリオ」ということになります。
個人投資家も世の中の経済状態や自分自身の生活スタイルの変化に応じてポートフォリオを時々見直すとよいでしょう

 ボラティリティ 

価格のぶれ(変動)のこと。

株価や為替などの価格変動率の大きさをボラティリティ(Volatility)といいます。
急騰と急落を繰り返す相場では、株価の変動率が大きく、ボラティリティが大きいと表現します。
反対に、小幅な値動きが続くときはボラティリティが小さいといいます。
また、オプション価格の変動から計算された将来の価格変動率もをボラティリティとよび、こちらはオプション市場参加者の価格変動についての市場予測を反映しているとみなされています。

 逆張り(ぎゃくばり) 

相場の流れに逆らって売買すること。
人気が高まっているときに売り、環境が悪く値下がりしたり、人気が離散しているときに買う。
つまり、市況の裏を行く投資方法のこと。

逆張りは、相場がどんどん下落する中で、あえて買いを入れる、もしくは相場がどんどん上昇する中で、あえて売り建てる取引です。
たとえば、買ったところが大底であれば大きな利益が期待できますが、トレンドの流れを読み間違え、買いを入れたところからさらに下落トレンドが続いた場合は、損失が大きく拡大するリスクを伴います。

 指値 

売買値段を指定して注文すること。
売りで値段を指示する場合、高く売れることはあっても安くなることはない。
また、買いの場合、安く買えることはあっても高くなることはない。
ただ、希望値段の範囲内で売買できる反面、約定成立のチャンスを逃すこともある。

指値で買い注文を入れた場合、その指値を超える株価での約定は行なわれません。
逆に指値売り注文の場合は、その指値を下回る株価での約定は行なわれません。
したがって、株価が乱高下している局面では、想定外の株価で約定されないようにするため、指値注文を積極的に活用します。
ただし、指値注文はその株価に達しない限り約定されないため、相場の状況次第では買い場、あるいは売り場を逃すことにもなりかねません。
したがって、どうしてもその銘柄を買いたい、あるいは売りたいという場合は、指値よりも成行注文によって、約定を優先させることが肝心です。

 先行指数(せんこうしすう) 

数ヶ月先の景気を先取りして動く指数のこと。
景気動向指数の1つ。
先行指数には、新規求人数(除く学卒)、東証株価指数(前年同月比)、新設住宅着工床面積、実質機械受注(船舶・電力を除く民需)などの12指標がある。

業況判断DIなどの景気判断指標をはじめとして、景気の現状に先駆けて動く経済指標は複数あります。
このような先行指数は、数カ月後の景気の状況を示すものになる可能性が高いので、動きをチェックすることが大切です。

 ファンダメンタルズ 

経済の基礎的条件のこと。
経済成長率、物価上昇率、国際収支、失業率などがこれにあたる。
これらを総してファンダメンタルズという。

ファンダメンタルズ(Fundamentals)は「経済の基礎的条件」と訳されます。
明確な定義はなく、経済成長率や為替レートといった各種データを指すこともあれば、政局、災害の有無、軍事的な緊張度合いなども含めた市場外の環境全てを指すこともあります。
企業の業績に大きく影響されますが、実際には経済成長率などのファンダメンタルズも株価の動きを説明するうえで不可欠な要素です。